ゲームセンターCX バトルゴルファー唯
スポーツゲーとのことでしたが全く知らないソフトが出てきました。
発売日: 1991年2月15日
開発: サントス
機種: メガドライブ
ジャンル: アドベンチャー/スポーツ(ゴルフ)
今回のソフトはかなりゲームセンターCX向きだったと思います。
突っ込みどころ多過ぎw
まずは有野課長が持ってたソフトのデザイン。
主人公の水原唯。アニメ絵。
自分は「アニメ絵」っていう表現が好きではないんですけどね、
ここでは端的に伝えるために書きました。
ヲタともなるとこのキャラクターデザインが誰なのか?が気になります。
なんか見たことあるような・・・?
そのキャラデザは「ANO清水」さんという方でした。
といってもこのお名前は今始めて知りました。
主な作品は、銀河任侠伝(ジャレコ)
メルヘンメイズのインストラクションカード、その他(ナムコ)
スケバン雀士 竜子(ホワイトボード)
マージャンクエスト(タイトー)
雀神伝説(ネオジオ)
バトルゴルファー唯
麻雀COP竜
負けるな!魔剣道
負けるな!魔剣道2
ゼロイガー
みさきアグレッシヴ!
ぼくのなつやすみ(SpecialThanks)
マケンドーでようやくピンと来ましたw
なるほどね!、見覚えがあるわけです。
マケンドーも挑戦して欲しいですね、ある意味。
みさきアグレッシヴ!も同じ方だったんですねぇ。
マケンドーをご存じないという方は、
ハヤテのごとく!で「負けてもマケンドー」という話があるので、
それを見ても何もわからないと思いますw←
バトルゴルファー唯の話に戻ります。
OPで、ゴルフの天才少女2人が悪の組織に捕まり、
バトルゴルファーに改造され、世界征服がうんぬん・・・
おかしいですよこのストーリー。
間一髪、謎の博士の手により洗脳が中断され、唯は難を逃れるも、
親友である竜崎蘭を救うためにダークハザードと関わっていく、みたいな話。
これはゴルフゲームです。
なのに、ゴルフで始まらない。
アドベンチャーゲーム仕様。
はなす、きく、かんがえる、いどう、もちもの、など、おなじみのコマンド。
何度も同じコマンドを使うと選択肢が増えるとか、
AVGのお約束を知らないとまずそこで詰まってしまうかも。
そしてシナリオがまたおかしい。
いきなり「きみはホシくんだねそうに違いない」とつっかかってくる、
花形そっくりのキャラとか。
先に濃い面々のキャラで行くと、キタコっていう鬼太郎っぽいやつ。
ディボットっていうズバットみたいなやつ。
いやぁ、こういうゲームが出せる時代はほんとに良かったですね!w
自分こういうの大好きですから。
で、まぁ、AVGパートの最後にはゴルフで勝負だ、とか、勝ったら教えてやる、とか、
AVGを進めるためにゴルフ勝負?
まぁでもゴルフの時間の方が長くなるわけですが。
基本的には3ホールのマッチプレー。
引き分けは負けとみなされる。
ホールの形はバラエティ系。
最初のホールのバンカーのいやらしい大きさ、野球のグラウンドがモチーフなんですが、
コースデザイン重視だとフェアウェイがまともじゃなくなりますよね、
このあともウォーターハザードとか多過ぎな展開w
最初は当然不慣れ。
有野課長のゴルフゲー経験はみんゴルを少し程度だとか。
そのゲーム独特の距離感に慣れるまではミスが続くのは当然。
なかなか勝てない。
するとリセット、至極当然ですが、紳士のスポーツにあるまじき行為、
特に有野課長の発言が面白かったですw
最初、うまく行ってない時の愚痴がそのまんま最後までいきますのでw
家でやってるみたいになってるとも言ってたし。
何度かプレイしてると、コンピューターがなぜかギブアップしてくる局面が。
特にウォーターハザードを起こすとすぐにギブアップする時も。
それでの勝利が続いたこともあってか、
「落ちろ!」「外せ!」「よし!外れた」「ギブアップしろ!」
などなど、ひどい発言の連発w
いや、ゲーマーならあるあるの悪口なんですけどねw
コンピューター相手にミスしろ、ミスしたらよっしゃよっしゃ、ってw
今回は60分の間に何度もこういう場面があって、
こういう編集したスタッフさんはわかっていらっしゃる!w
もう何度も笑わせていただきました。
そして、1人に勝つごとに、使えるスーパーショットが増えていきます。
この時点でもう普通のゴルフゲームじゃないんですけどね。
逆に言うとこれを駆使しないとイロモノのコースデザインで勝つのは厳しい。
・・・まぁ、粘ってればそのうちギブアップ勝ちばっかりで進めそうですが。
あ、1人勝ち抜くとパスワードが出てコンティニューできる仕様です。
このようにアレなゲームなので。その手のレビュアーも多く、
スーパーショットが使えない序盤の方がむしろ難しい、という声も。
笑ったのはハガタに勝って使えるようになるセリーグショットとパリーグショット。
左/右に大きく曲がるショットなのだが、
どれくらい曲がるのか試しに打ったら予想の斜め上を行く速さで曲がり始めてOBとか、
新技試す→なんぞこれwww、という、お手本のような笑える場面もあり。
他にはワンバウンド後、必ずカップに向かうスピンが掛かるとか、
ワンバウンド目で必ず止まるとか、
ボールが一定距離(または一定バウンド数?)までは水面を渡るショットとか、
打った後のボールを十字キーで操作できるとか、
そういうの使って危機回避、なゴルフゲーです。
しかし衝撃的だったのはエンディング。
まずバッドエンドに向かったのも結構レアなんじゃないかと思ったけど。
ラストだけ9ホール制なので9ホールやり直しして。
今度はバッドじゃない方の選択肢を選んだ、はずなのに・・・。
これ・・・エンディングなん・・・?
と思えるようなストーリーが続き・・・。
スタッフからも驚きの声が上がる結末、自分もこれは、と思いました。
もし何の知識もなく自力でこのゲームのED見てたら・・・
相当後味悪かったんじゃないかな、と思います。
よくこんなEDがあったもんだ+オンエアできたもんだ、と思いました。
自分がこんな長い感想書くのも久々、それくらい、
ゲーム自体の面白さ、突っ込みどころ、エンディングについても語る部分アリ、
有野課長の言動がひどいw、ゲーマーとしてはめっちゃあるあるw、
というような、奇作だと思いました。
住職に「ブス」と言わせるコーナーw
「人生にも同じことが言えます」とかw
やるじゃねーかこのコーナーw
東海道五十三次攻略本より。
攻略情報にしては言葉の悪いところをよくぞ選んだw
意味合い的にはとある敵をここに落とせ、っていう意味なんだけど、
これもうブスって言わせたいだけになってるのがもうw
今週のためだけにあるコーナーじゃないのか?w
今回を越える笑いは起きるの?w
たまゲーはおもちゃ屋さん。
発売当時の値段のゲームソフトが色々。
地方から電話が掛かってくる。恐ろしいことにw
「ありがたいことに」じゃないんだ?w
次回はシリーズモノの「3」。
なんでしょう。弟はすぐにロックマン3を挙げて、
おー、それっぽいな、と思いました。
次回も楽しみです。