2010-07-14(水)第10回王宮へ戻れ伝書鳩/ウンさんのこと。

これまでのあらすじ


第1回は2005年 6月 1日(水)
第2回は2005年 6月24日(金)
第3回は2005年10月 5日(金)
第4回は2006年 3月22日(水)
第5回は2006年 9月27日(水)
第6回は2008年 1月 8日(火)
第7回は2008年12月 5日(火)
第8回は2009年 9月16日(水)
第9回は2010年 6月10日(木)


第10回は2010年 7月14日(水)でした。
18:00〜18:40。
仕事は・・・朝から昨日に戻りたいとかいろいろ言ってた一日、
今週は月曜は裏目裏目、火曜は水曜になってやり直したい、
とアレな感じの状態だったのですが。
返信企画が始まって一気にいつものテンションに。
楽しい時間が始まると一瞬で嫌なことを忘れる。
それは反省すべき部分があることについてはどうなの?と思いつつも。
暗い感じが払拭されたのは良いことでした。
それだけでもう、ありがとう。

ウンさんのこと。

自分が返信できる時間帯。
まず、何を考えたかといえば・・・。
ウンさんに知らせたい。


だけど。
この日記で、はっきりと触れずにいたのですが。


ウンさんという、韓国のゆかりんファンがいます。
海外でもネットラジオ黒うさぎの小部屋・喫茶 黒うさぎは聞けるのですが。
そのために日本語を勉強し。
ライブがあれば日本へいらっしゃる方で。
自分のブログを通じて知り合い、
2009年のDMCツアーでお会いして以来、めちゃめちゃ気の合う友達となりまして。


5月某日。
電話で、軍に入ることを知りました。
韓国の成人男性の義務。
ウンさんが、ものすごく悩み、考えて出した結論だということが、
声の調子から伺えました。
「韓国で生きるために。」
という言葉が、自分の胸に響きました。
そこに、ウンさんの強い意志を、僕は感じました。


初めてDMC大阪で出会い、開演前に「お好み焼き ゆかり」でご飯を食べた時。
いわゆる兵役について。
今のゆかりんを応援したいという気持ちと。
韓国における生き方と。
それは、日本人にはおよそ計り知れないところにある選択で。
いずれこの時を迎えるかもしれない、と、出会った時に感じていました。


とても大事なことなので、ゆかりんには、みんなには、
ウンさん自身からいずれ話をします、ということで。
5月の時点で、自分が書くにあたってはぼかしぼかしで、書いておりました。
そこで気づかれた方は自分の知る限りでは2人。
atsuさんと、そして・・・。


5月の電話では、「7月から」という風に聞いていました。
6月21日(月)。
ゆかりんのフランス行きが発表された日。
自分は・・・行こうと思えば行けそうだけど、どうしよう・・・?
と思って、いちばん最初に相談しようと思ったのが、ウンさんにでした。


でも、その電話は。
いつもとは違う呼び出し音で。
一発でハングル音声の留守電サービスに繋がるようになってて。
それはいつものウンさんの電話じゃない。
その後、何度掛けてもずっとその留守電に繋がるものだから。
ウンさん、きっといろいろ忙しくて。
何も言えずに兵役に行っちゃったのもやむなしかな・・・。
と思っていました。


このことは、ゆかりんにもそう、
ジャパンエキスポへ向かう飛行機の中でお伝えしたのですが・・・。


7月14日(水)18時02分。
ウンさん、出ないかな。
電話を掛けてみる。
ん・・・?いつもの呼び出し音・・・?もしかして繋がる・・・?


繋がった!!


ウンさん繋がった!!


(待て、ということは、あれ?(汗))


取り急ぎ伝書鳩の件を伝えつつ、
最近電話繋がらなかったし、いつも留守電になってたから、
てっきりもう兵役に行ったものかとばかり・・・、
って伝えたら、
「自分、そんなに薄情じゃないですよw」
って言われて、
ごめんなさいいい!!!←
と本気で大謝り。
やばい・・・一部の皆さんに勇み足で誤情報を流してた・・・。
と、特にゆかりんに・・・うわ、マズった・・・(汗


ということで、もう今日のまるたまさんは大反省会でした。
ほんとウンさんごめんよぉー><


来週の月曜の朝に発たれるそうで。
今日はたまたま時間があって。
その時間がある時に返信企画。
またとない機会の訪れに、ウンさんは喜んでいました。


自分としても、勇み足を犯していながら、
あの日の電話が最後になったままなのかな・・・という思いがあっただけに、
繋がっただけで嬉しいーーー!!!ってなっちゃってて。
それも。
たぶん、返信企画がなければ自分は勘違いをしたまま、
ウンさんに電話を掛けてみることもしなかったのかな、と思うと。
今日の返信企画に、すごく感謝したりして。


まぁ、ウンさんの久々かつ、しばらくお別れの日記の更新で
気がついたとは思いますけれど^^;
またウンさんと話せて良かった。
ゆかりんがフランスに行ったことは知ってたみたいだけど、
自分がフランスに行ったことは知らなかったようで。
そこでその話に花が咲き。
何より、ゆかりんと、ウンさんの話をしたことを。
伝えたかったから。


ああ、よかったぁー・・・。


そしてまたいろいろと思う。
本当に、来週からもう。
自分がそうだとしたらどうする?
想像できない。
これは、実際にその立場の人でなければ、真に想像できないことではなかろうか。
自分は、日本は、自由だと思った。


5月にウンさんと電話した時に、もうひとつ、印象に残った言葉があって。
それはあえて文字にはせずに触れると。
もしも、自分がいない間に。
ゆかりんが―。


自分が強く感じたのは言葉よりむしろ、ウンさんの考え方。
その・・・茶化すわけではないのですが、
自分に負けず劣らずのネガティブマンだな、って思って^^;
ああ・・・僕とウンさんはこういうところも似てるのか、って思った。
そんな想像に至ってしまうのはわかる気がする。
気がするけど、実際ウンさんは、自分が思ってる以上に切実に、
不安を覚えているのだと思う。
それは無理もないことで。


日本人から見た外国の方のイメージのひとつに、
明るくて我が強くて、みたいなところがあると思うのですが。
海外にも、ウンさんのような、繊細な子がいるんだ。
引っ込み思案でネガティブで。
どこか自分に似てるような。
そんなウンさんだから、自分と波長がよく合うのかもしれない。


そんなウンさんに。
いってらっしゃい!
と、やっと笑顔で言える気がする。
早くて2011年。会えるのはたぶん2012年。
お互い、元気な姿でまた会いましょう!
と。
5月に電話でもう言っちゃってたけど。
あらためて。
そしてみんなにも、このタイミングで伝えることができて良かったと思う。


本当に、身体と健康にはくれぐれもお気をつけて。
あと、自分もウンさんに再会するまで、何かあってはいけない。
しっかりと生きていこう。
いつか、再会の日を楽しみにしてる。
待ってるから!