田村ゆかり17thシングル「My wish My love」

先月発売された16thシングル「You&Me」に続き、
ゆかりん初の2ヶ月連続リリースとなりました。
アルバムの発売期間が空くことはあっても、
シングルの発売期間が1年空く、というのは珍しいことでした。
王国民的には「メタウサ姫」がありましたけれども、
15thシングル「Tomorrow」から1年、溜めて溜めての2ヶ月連続リリース。
その制作期間は実は結構長かったらしく。
その辺が語られている最近の雑誌のインタビューもまとめないと、ですね。

Princess à la modeツアーを経て

今回のシングルに収録されている4曲は、
全てライブツアー「Princess à la mode」で歌われました。
新曲が一度に4曲もあったツアー、というのも初めてのことで。
これらをCDとして手にし、歌詞を目にし、そして歌を耳にし。
17thシングルをじっくり味わうことで、Princess à la modeツアーは幕を閉じる、
自分の中でそんな風に考えておりました。
4曲が4曲とも待望の一枚。

ジャケットなど

コンセプトは森の妖精。
ブックレットの写真などは一瞬、木漏れ日の花冠を連想するものの、
ゆかりん自身がグリーンカラーに包まれているのでそれとは一線を画し。
目に青葉。
山ほととぎす。
初鰹。
ってちげぇ、それ初夏の俳句だし。
目に映る鮮やかなグリーンのドレス。
座るだけで周りに広がる。
・・・って、よく見るとこれどんだけ長いドレスなんだ?w
まず歩くと踏んづけそうな、明らかに接地面積が大きいドレス^^;
これ重そうだなぁー。
着替えてから2人がかりでえっちらおっちら移動したんでしょうかねぇ。


内ジャケットのCDの下に当たる部分の写真。
誰が言ったのか・・・レタス、という表現がツボ。
このレタスすごく美味しそう。


裏ジャケットは、外に出てる鳥かごの鳥を両手で迎えているような写真。
ですがまぁ鳥はジャケット作成上の合成演出のため、
ゆかりんが実際に撮影してる時は、あたかも鳥がいるようにのポーズ、
っていう指示で撮っていたのでしょうか、気になります。

My wish My love

これは・・・。
今はただずっと聴いていたい。
染み入る。心に広がる。
CDで、初めて気づく息遣い。
その音に、ドキッとする。
思えばライブでは、振り付けもほぼ無いような感じで、
直立・・・という表現が正しくはないかもしれないが、
その場に立ち、熱く熱く、歌い上げていた。
劇場版なのはのED曲として触れてきた思い出値もあるだろう。
CD購入前は、ライブの時点では「Tiny Rainbow」が、
新曲の中で最も印象に残っていたけれど。
CDを聴いて、4曲の中でいちばん深い印象を持ったのは、
この「My wish My love」。


「伝えたいことが、あるんだー」
劇場版なのはのフレーズを借りての感想ではあるが、
自分が抱いた感想と重なり合うものでもある。
伝えたい想いが、あるんだ。
伝えたい言葉が、あるんだ。
ありがとう、を。
だいすき、を。
伝えたい。


今は劇場版なのはの公開直後でもあるので、
それを見た方であれば、なのはの心情がまず浮かぶところであるだろう。
それもこの歌に込められた、伝えたいもの。
それと切り離す必要は無いけれども。
自分にとっての「My wish My love」とは。
自分の、伝えたい想い。伝えたい言葉。


その人に、あなたの想いが、言葉が、届きますように。


めっちゃええ歌。
聴き込むのはまだまだこれからで。
この時点で自分が語るには浅いとさえ思ってしまうけれど。
ライブで聴き、劇場で聴き、そしてCDで聴き、
いま芽生えたこの気持ちを、伝えたい。


きみに届け。


Tiny rainbow

先述のとおり、ツアーで見た新曲では最も印象深かった曲。
やはり手を振る一体感、その思い出値はとても高く。
かけがえのない、楽しい時間を過ごした思い出の、
最後の方の、楽しくもちょっと切なさがにじむところの曲。
そしてこの曲をCDで聴くまでは、ツアーは終わらないー
自分の中ではそう思っていた曲。
1曲目の「My wish My love」でとことん陶酔したのもあると思うけれど、
「Tiny Rainbow」は期待通り。
聴いていると、ツアーのいろんな思い出が蘇ってくる。
現時点でツアーのレポートが中途になっていることもあり、
続きを書きたい気持ちがふつふつと湧き、走り出す感じ。


初めて黒うさぎで聴いた時の衝撃。
その時と変わらぬ感想がある。


「わらってて」「そばにいて」。
「笑顔の魔法かけたら」。
自分の好きな言葉。ときめく言葉。
そういった言葉から始まるこの歌は。
ライブで聴いて、もっと好きになっていく。


「うれしくて うれしくて」。
彼女がうれしそうに歌うのが好きだ。大好きだ。


「夏が来る 春になる」。
またどきっとした。
初めて耳にした瞬間は、えっ、逆だろう?と、ほんの一瞬思い、
ああ、季節が巡っても、ということか。でもそれを、
たったこれだけで表せるのはすごいなと、素直に思う。


涙は虹を架ける。
ちいさな、一筋の虹を。
幸せの虹を。

ラブサイン

ライブでは音が高めのシンセ?ストリングス?で始まってたように思うので、
先週始めて超ラジで聴いたとき、出だしの音の低さに、おっ?と思って。
まずそこが気になって、
「Do you Do you love me?」
という萌えポイントが耳に入ってはいなかったというw


ライブの時は「Baby×4」「Kiss me×4」、
なんやらABC〜♪→「はぁん。」、
「イヤイヤイヤイヤ」、
というところが気になっていたわけですが。


「my my my mine」
なんていうさらに萌えポイント追加w
ここは2番では
「曖昧 my mind」
という、韻を踏んできますし、
いやぁ、いいねこれw(凡コメンツ←


そして!


そのままABC〜♪あ〜ん。


おい!かわいすぎだろこれ!
ていうか!
ABCってそれか!w
ラブサインってあのサインか!!←
ワーォ!w(例のSE)
いやいや自分はね、このABCっていう歌詞のくだりはね、
ABC朝日放送にネットしてるいたずら黒うさぎABCラジオを応援する歌だ何だとか、
メールしようかとかライブ中にも関わらず考えてたけど、だ、
歌詞見て歌聴いた今、そんなもんもうどうでもいいわ!←
だってABCだよ!ABC!!
A・B・C!!A・B・C!!
俺が中二病だ!!←←


いやいやいやいや、この感想はダメだろw
あ、2番では「Uwa×4」だったんですね。
「うわうわうわうわ」ってひらがなにすると、戸惑ってる意味を持ってしまうような?w


2番の「1.2.3〜♪はぁん。」もかぁいいよぉ、かぁいいよぉ、
おっ持ち帰りぃ〜!!
いや、これほんとにお持ち帰りOKサインってことなんj
うわなにをするやめ


間奏明けも中二病が大喜びな妄想を掻き立てるワードがw


って、こういう見方をする自分はダメだなぁ、バカだなぁ。バカだよぉー。


雑誌のインタビュー等で、80年代の曲調がうんぬん、って言われてるけど、
自分は80年代を生き抜いて来た人だけど、
80年代うんぬんという触れ込みが全然ピンと来ないんですね。
むしろ新しい曲となんら変わらないような感想です。
つまり自分に縁が無い音楽は結局新しいと感じてしまうものなのでは。


ちょっと逸れるけど、木漏れ日の花冠の「ひとひらの恋」は80年代だな、って思うけど。
それは自分の中にそれらしき記憶があるからで。
ラブサインの方は、自分の中の古い曲の記憶のどれにも当てはまらない。
まぁ、80年代にはこんな感じの曲もあったんだろうな、くらいの認識です。
次の満月のセンシビリティーも同じく。
こういうムーディーな曲調は80年代が主流ってことなのか?
とか思ったりしてるんですが、この解釈で合ってるのかなぁ。

満月のセンシビリティー


雑誌のインタビューで、ゆかりん
「(歌詞で)Rougeなんて言葉を使うのか」
などと、唸ってる感じでしたが、
自分は該当の場所を見ても聴いても???状態←
これはまだまだ聴き込む必要があります。
端々にエロスは感じますが←
作詞の松井五郎さんは、名古屋公演の前にウィキペディア見たけど
すげー、勇気100%の作詞の人なんだ、
他にも、さすがに知ってる、っていう歌がいくつか。
なのですけれども、現状はまだまだ詞の理解が浅く、
味わうのはまだまだこれからのようです。



今回の感想は正直、ライブで見た時はこうで、CDであらためて聞くとこうで、
と、4曲それぞれについてそういう流れの感想になると思いましたが、
そういう書き方も含まれつつ、
メッセージ性にまず心打たれてる感じです。
これからもっともっと聴き込んでいくわけですが、
ヘンな考えばっかり起こさないで、じっくり味わっていきたいですね。