劇団岸野組 とんびと鷹の捕物帖 巻之弐〜十手小町の恋知らず〜

いやー、1年ぶりの岸野組ですよ。
5月は見事に仕事と重なって見に来れなかったもので。
で、今回は。
もう池澤春菜さんが一人勝ち状態w
あと黒崎が実質主役なんじゃないかというのと。
序盤は展開が幾分ゆっくりなように感じました。
登場人物が若干多いのかな?
途中でくじらさん演じるチョロ松は「どっか行っちゃえ!」って、
割と本気っぽく岸野さんこと伝六に言われてたしw
お上の不正を暴くのは容易ではない。
なかなか現実に則している、重い展開であったと思う。
それでも、新八がおこうの家に行く場面からはもう、お話に見入ってしまって、
結末があるにはあるのだろうけどどうなっていくのか、かなり熱くなって見てました。
自分の中でも何が正しいのか、
割と、世の中で覆らない道理に対してはしょうがないと思って過ごしてるよなーとか、
葛藤が生まれてました。
お話的には考えるところがたくさんあって、良かったと思います。
今までの公演に見られたお約束(?)的なものがちょっと減ってたかなー、と。
あと研修生がいっぱい踊るとかそういうのは今回無いんだな、と。
前に戻ったといえばそうだけど、自分がこのところ見た回はそういうシーンがあったから。
そして岸野さんの活躍があんまし無かったかなー。うーん。